こんにちは。
スタッフ 里沙です。
前回のブログ
でご紹介した現場では、
基礎鉄筋が組み上がっています。
鉄筋が適切に組まれた上に
条件を満たしたコンクリートを打つことで、
建物を支える鉄筋コンクリートの基礎が
出来上がります。
工事監理を行う建築士にとって、
構造を担う基礎鉄筋の配筋検査は
最も重要な検査項目のひとつ。
(住宅の瑕疵担保保険の検査機関も、
このタイミングで現場検査に訪れます。)
たとえ適切な強度の鉄筋を使っても
組み方ひとつで外力から耐える力が
変わってしまうため、
コンクリートを打つ前に
全ての配筋を検査するのです。
事前に使用鉄筋の材料確認をした上で、
・各鉄筋が図面通りの箇所に配筋されているか
・鉄筋同士の間隔は適切か
・鉄筋同士が重なる部分(継手)の長さや
組み方(定着)は適切か
などを確認します。
この次の工程は、
コンクリート打設。
また現場の様子をご紹介いたします。
クリニックの建物と共通する部分も
多々ありますので、
実際の工事をイメージいただけたら幸いです!
(スタッフ:里沙)