昨年末に工事が始まった
和地たなか歯科様。
書店建築からのリノベーションで、
5月の開院へ向けて工事が進んでいます。
前回のブログでは
内部の壁・天井解体の様子を
ご紹介しました。
年明けからは
天井内や床に配管・配線を巡らせ...床の高さを上げる工事が始まりました。
この床の高さが、
歯科クリニックでは特に重要となります。
診察チェアを始めとして
給排水やエアー供給が必要な箇所が多く、
床下配管スペースの
充分な確保が必須となるからです。
前は書店で特別な配管が不要であった
この建築においても、
床を30cm以上上げることで
歯科クリニック仕様にしていきます。
屋外から床までの段差は
スロープを設けることで解消。
子どもからお年寄りまで使える
ユニバーサルデザイン建築には
欠かせない外部計画です。
※ユニバーサルデザインの詳細↓
個人病院のユニバーサルデザイン【第2回:「安全」なデザイン】
さて。施工会社は浜建さん。
計画地とは目と鼻の先、
同じ和地町にある頼れる存在です。
毎週の定例会議では
内装デザインの方針確定のために
様々なサンプルを用意してくださったり
自然塗料の種類による塗分けを
見本で塗装してくださったり。
また、施工に先がけて
施工図で細かな納まり等も
mm単位で協議を重ねながら
連携しています。
現場では、内部と併行して
外壁の塗替えも進行中...
刻一刻と進んでいく工事。
私達も楽しみにしつつ、
しっかりと確認を進めていきます!