WARAKUSHA(和楽舎設計工房)では
8月10日(土)~15日(木)を
夏季休業とさせていただきます。
休業中のお問い合わせ・ご連絡等は
お問い合わせ・資料請求
よりお願い申し上げます。
暑い日が続きますが、
皆様におかれましても
よい夏を過ごせますように。
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皆様におかれましても
よい夏を過ごせますように。
先週末は、中学生が職場体験に来てくれました。
建築設計に興味のある生徒さんが
2日間和楽舎へ「出勤」。
それぞれのコンセプトに沿って、
住宅設計を体験してもらいました。
和楽舎名物の「鉛筆手削り」に始まり、
フリーハンドスケッチから展開させて設計。
最終日のプレゼンへ向けて成果物を作ります。
プレゼン後は講評に加え、
代表•山﨑の個別レクチャー。
それぞれの持ち味がより活きる表現を
実演にてアドバイスしました。
生徒さんからの質問タイムでは
「自分も技術者になりたいのですが、
代表はいつから、どのように職業を決めましたか?」
「なぜ人は働くのでしょう?」
など、進路の詳細から哲学的な内容まで、
ざっくばらんにお話しするひとときとなりました。
彼らの作品の素晴らしさはもちろん、
何事にも真摯に向き合い学びを得る姿勢に
私たちも大いに刺激を受けました。
実はこの「職業体験」、始まりも
ある生徒さんの行動からだったのです。
遡ることコロナ禍前。
デザイナー志望の生徒さんが
和楽舎を見つけ、
「職場体験ならここに行きたい」
と学校に直談判、
先生経由でオファーをいただいたのが
初回開催のきっかけでした。
以降、いつしか恒例行事となり
建築家志望をはじめ
理工系、芸術好き、歴史好きなど
個性豊かな生徒さんが
思い思いに表現する行事に。
行動力あふれる彼ら・彼女らの将来が
私たちも楽しみです。
将来、ふと思い出せるような体験となっていたら
職業人として、とても嬉しいことです。
(里沙)
通常、設計のお話をいただいた際には
ヒアリング・調査等の段階を経て、
計画案のプレゼンテーションを行います。
※全体の流れはこちら
「設計の流れ」
建築という形あるものを
まだ何もない状態から
お客様にご提案するプレゼンテーション。
その空間での生活を
豊かにイメージいただけるよう、
プレゼン資料には和楽舎のエッセンスを凝縮し
丁寧な「手しごと」を大切に作っています。
プレゼンテーションは
私達建築士にとっても
最もワクワクする仕事のひとつ。
今回は
プレゼンの舞台裏である資料づくりについて
少し掘り下げてご紹介しようと思います。
【プランニング】
プランの原案スケッチは
鉛筆による手描きで行います。
「手は第二の脳である」という学説がありますが、
日々それを身をもって実感しているからです。
太さも筆圧も自在な鉛筆の動きに乗って、
微細なニュアンスも含んだ
「体温」のあるプランを練り上げています。
【紙選び】
スケッチを清書・着彩し成果物に仕上げるには
配布資料となる「紙」も大切な要素となります。
紙の質感や手触りは、空間の雰囲気を
意外にもダイレクトに表現してくれるからです。
和楽舎では紙の専門店まで足を運び、
無数にある選択肢の中から
艶の具合や凹凸、色などを目と手で確かめ
プレゼンの表現にベストなものを選定しています。
例えば水彩で描いた内観イメージには
柔らかさと立体感が出せるコットン紙を採用。
発色が美しく、ニュアンスカラーも
繊細にひろって表現してくれるのも特徴です。
【敷地模型】
この段階で作る模型は
ディテール表現のためではなく、
敷地周辺と計画建物との関係を
提案するツールとしての役割を持ちます。
そのため、周辺建物も入れた
比較的広域の模型を作成。
周辺環境との調和や地域へのやすらぎの提供を
立体的にイメージいただき、
一緒にプロジェクトを楽しんでいただく
プロセスにもなっています。
【プレゼンの内容】
実際のプレゼン資料としては
これらの制作物に加え、
企画書、図面、仕上材サンプルなど
プロジェクトの内容に合わせてご用意しています。
この世にたったひとつ、
完全オーダーメイドの建築。
納得のいくものを手に入れていただけるよう
願いを込め手をかけて、日々活動しています。
和楽舎設計工房(WARAKUSHA)では
この度名刺を新調しました。
お世話になったのは
京都活版印刷所(CAPPAN STUDIO) 様。
手仕事の温もりを表現できる
「活版印刷」にて作っていただきました。
版を使って
1枚1枚押し込むように印刷した
活版文字。
独特の凹凸が味わい深い仕上がりです。
納品は、とても素敵なラッピングにて。
粋なお心遣いにさらに感動です。
制作にあたっては京都の印刷所を出張訪問。
専門家のアドバイスのもと
用紙や色、印圧を選定しました。
オンライン注文もできますが、
代表自らの目で見て手で触れながら検討。
ご担当の方との技術的なお話も
非常に有意義なひとときで、
リアルの醍醐味を体感した訪問となりました。
幕末から高度経済成長期頃まで
日本の文字印刷の主流であったという
活版印刷。
旧くは文明の利器だったものが
その趣が愛され、
伝統へと昇華されつつあるのも
頷けます。
時代に応じ、デザインや印刷技術を
常に進化されているのも
愛され続けている理由なのだと実感しています。
たとえば
版の立体をデジタルで作れるようになり
デザインの自由度が上がったり、
印の凹凸も、昔は極力見せない手法が
主流だったそうですが
現在はあえて大きく凹凸を出して
陰影を表現したり...。
建築と分野は違いますが、
温故知新の姿勢に
共感と刺激を受けました。
新しい名刺と共に、
私達もより良い仕事ができるよう
精進して参ります。
CAPPAN STUDIO様、ありがとうございました!
明けましておめでとうございます。
本日より通常営業。
2024年も皆様のご健康と幸せに寄り添う
建築をお届けできるよう、
いっそう邁進いたします。
元日の大震災で被災された方々に
心からお見舞い申し上げると共に
私達としても出来る事を精一杯行おうと
改めて想いを強めた新春です。
本年も、宜しくお願いいたします!